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安全・環境・地域 環境・省エネ

安全・環境・地域

私たちはエネルギー産業の一翼を担う会社として、
社訓の理念に基づき、
企業の責任や企業倫理を定めた企業行動原則や HSSE基本方針等を制定し、
コンプライアンスを重視すると共に、
自由闊達な企業風土を醸成し、企業価値を高め、
社会的に尊敬される会社作りを目指しています。

当社は、エネルギーの使用の一層の合理化推進に日夜努めています。
また、環境方針を策定し、環境への負荷低減への取組みとして、環境に配慮した製品の生産、省エネルギーの推進、大気汚染・水質汚濁の防止、廃棄物の削減等に取り組んでいます。
山口製油所では、体系化されたシステムに沿って継続的な発展をめざした環境管理活動を展開しています。

環境方針

西部石油(株)山口製油所は、原油を主な原料とし、蒸留、改質、精製等の製造工程を経て、液化石油ガス、ガソリン、灯油、軽油等の石油製品および石油化学原料の生産・供給を行う石油精製事業所である。 この事業活動において、地球環境の保全を最重要事項の一つとして位置付け、あらゆる面で環境保全に留意して行動する。

  • 環境マネジメントシステムを構築し、環境目的および目標を定め実行することにより、継続的にシステムの改善を図り、技術的・経済的に可能な範囲で環境負荷の低減に努める。
  • 環境関係の法令、協定を遵守するとともに、当社が同意した業界等の行動規範および当所の基準を遵守して環境の保全および汚染の予防を図る。
  • 可能な限り廃棄物の削減に努め、発生した廃棄物は環境に細心の注意を払って処理する。
  • 製油所施設・生産設備のエネルギーおよび資源効率を設備面、運用面から見直し、省エネルギー、省資源を推進する。
  • 全ての部門で業務の効率化、無駄の排除を行い、事務資材の消費の節約や再資源化に努める。
  • 異常事態発生に備えて緊急時の対策を定め、環境への影響を最小限に抑える。
  • 所外の環境保全活動へ積極的に参画し、地域社会との協調連帯

~ 当山口製油所は、この保安管理方針を社外に公開する ~

ISO14001

山口製油所では、1998年に環境マネジメントシステムISO14001:1996の認証を取得、2005年にISO14001:2004版、2018年にISO14001:2015版に移行し、体系化されたシステムに沿って継続的な発展をめざした環境管理活動を展開しています。

大気汚染防止

大気汚染防止

脱硫ガスをはじめとする良質の自家燃料を使用し、最新式低公害バーナーの採用による燃焼方法の改善や排ガス脱硫装置、排煙脱硝装置、電気集塵機などの導入により、硫黄酸化物や窒素酸化物などの汚染物質の排出を大幅に減少させています。

水質汚濁防止

水質汚濁の防止

工業用水を循環再使用することで排水量を極力減少させると同時に、各排水系統別に最適な高度排水処理を施すことにより、汚濁を防止しています。

省エネ

省エネルギーの推進は、精製コストの引き下げと同時に、地球環境保全の第一歩であると考えます。日々の運転における省エネルギーの追及に加え、4年に一度の定期整備工事ごとに設備を改造し、省エネルギー化を図っています。
2016年の定期整備工事で大規模な省エネ対策工事を実施し、約1ヶ月の工事期間内に多数の改造工事を完了させ、大きな省エネ成果をあげた点が高く評価され、一般財団法人省エネルギーセンターが主催する「平成29年度 省エネ大賞」において、省エネ事例部門の省エネルギーセンター会長賞を受賞しました。

太陽光発電事業

再生可能エネルギーの供給

西部石油ソーラーパーク山陽小野田

発電出力 8,190kw

環境負荷低減への取り組みとして、平成27年7月からメガソーラー事業の商業運転を開始し、再生可能エネルギーの供給を通じて地域社会に貢献しています。