私たちはエネルギー産業の一翼を担う会社として、
社訓の理念に基づき、
企業の責任や企業倫理を定めた企業行動原則や
HSSE基本方針等を制定し、
コンプライアンスを重視すると共に、
自由闊達な企業風土を醸成し、企業価値を高め、
社会的に尊敬される会社作りを目指しています。
山口製油所は、「事故、災害の未然防止は製油所に課せられた社会的責務である。」という理念に基づき、保安に関する法令の遵守は勿論のこと、法の要求以上の自主的保安対策の充実に努めています。
当製油所は自ら保安を確保することができると認められ、保安上優れた状態を維持している事業所のみに与えられる「自主保安認定」を取得しています。
高圧ガス保安法 | 認定完成(保安)検査実施者認定 / 特定認定完成(保安)検査実施事業者認定 |
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労働安全衛生法 | ボイラー・第一種圧力容器4年連続運転認定 |
電気事業法 | 定期事業者検査システム安全管理審査 |
2019年12月に特定非営利活動法人保安力向上センターによる保安力評価を受審しました。
その結果、安全基盤ならびに安全文化について、平均としては石化、石油精製事業所の合格レベルの目安を上回っており、問題ないレベルであると評価されました。
一方、安全基盤・安全文化で17の評価項目のうちプラント安全基盤情報の整理、大規模工事の安全管理体制等6項目で助言をいただき、今後の保安管理活動計画の中で継続的改善に取組んでまいります。
製油所の無災害・安全操業の確保は、当社の最優先の命題です。そのために製油所では、最新の保安設備および防災資機材を装備しています。組織面では、自営防災組織をはじめ、有事には災害対策本部などを設置する一方、保安教育、緊急時想定訓練や安全パトロールの徹底など、保安管理に万全を期しています。
当社では、重大事故や災害に遭遇した場合、事業資産の損害を最小にとどめつつ、中核となる業務や事業の早期復旧と継続を可能とするために、事業継続計画(BCP)を策定しています。巨大地震/津波、新型インフルエンザ等の伝染病、海上油濁などを想定し、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法や手段を整備しています。